ペーネロペー フィギュア レビュー|ROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.

ペーネロペーのフィギュア、ROBOT魂(Ka signature)〈SIDE MS〉 ペーネロペー(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.)をレビューします。

なんとも長い商品名の、ROBOT魂ペーネロペーのフィギュアは、2015年に発売されたものをベースに、劇場版「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」のデザインを反映させ新たなギミックを追加した最新版となっています。

アニメ版のカラーリングで関節部分を除いてほぼ全塗装され、マーキングはカトキハジメオリジナルデザインがプリントされています。

パーツ差し替えなしで変形、ドッキングができいろいろすごいのですが、そのぶん価格もすごくなっています。

オデュッセウスガンダムから順番にレビューしていきたいと思います。

ROBOT魂ペーネロペーレビュー
ペーネロペー
フィックスド・フライトユニットとオデュッセウスガンダム
ペーネロペーフライトフォーム
ROBOT魂ペーネロペーのパッケージ
パッケージ裏面
ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.の特徴
  • ROBOT魂(Ka signature)からカトキハジメの徹底監修により商品化
  • 劇場版で新設定されたフライト・フォームへの変形機構を搭載
  • アニメ版のカラーリングにカトキ氏デザインのオリジナルマーキングがプリントされている
製品情報・定価

■ROBOT魂(Ka signature)〈SIDE MS〉ペーネロペー(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.)
・29,700円(税10%込)
・2021年9月17日発売
【フィギュアサイズ】
・オデュッセウスガンダム 全高:約185㎜
・ペーネロペー     全高:約260㎜

ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer. レビュー|オデュッセウスガンダム

ペーネロペーの中身(素体)オデュッセウスガンダムは、原作小説では機体設定はありませんでしたが、原作小説下巻で破損したペーネロペーが外装パーツを外したというくだりがあり、リデザイン時にフィックスド・フライトユニットの設定につながり、劇場版でも分離ギミックが再現されました。


頭部デザインは、古代ギリシャ戦士の兜のようなデザインになっています。

スミ入れが施されしっかり塗分けされています。


アンテナは変形時に可動します。



脚部は白基調で艶消しで塗装されています。


オデュッセウスガンダムにも各部マーキングがプリントされています。

フィックスド・フライトユニットを換装による運用を前提にしているので、肩関節は左右に広がるようになっています。


背中にスラスターはなくて、FF(フィックスド・フライト)ユニットを取り付ける溝があります。


リアスカートの裏側には、ビーム・ライフルのエネルギーパックを取り付けることができます。


後ろ姿は燕尾服のようです。


ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.|付属品・武装

ROBOT魂ペーネロペー(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.)の武装、付属品は、

  • ビーム・ライフル(Eパック大×5・小×5)
  • コンポジット・ウェポン・ユニット
  • ビーム・サーベル×2

ハンドパーツは、握り左右、ビーム・ライフル用左右、平手左右がついています。


その他、専用の台座とディスプレイに使うジョイントパーツが付属します。

台座のステーで高さや角度を変えることができる。


ビーム・ライフルのエネルギーパックは大と小があり、取り外しができるようになっています。


オデュッセウスガンダムにビーム・ライフルを持たせました。

ROBOT魂のハンドパーツは、ガンプラと違ってハンドパーツにねじ込むように持たせます。


両腕に装備されるコンポジット・ウェポン・ユニットはメガ粒子砲、ビーム・サーベル、ミサイルを搭載したシールド型複合兵装です。


ROBOT魂では、ミサイルハッチの開閉ギミックがあります。

ミサイルの弾頭は赤色に塗装されています。


先端部分はビーム・サーベルになっています。

メガ粒子砲の発射口は、前方に動かすことができます。


コンポジット・ウェポン・ユニット、ビーム・ライフルを装着しました。


リアスカート裏にとりつけられたエネルギーパックは、こんな感じになります。


リアスカートの合わさるところに、ツメのようなものがありピッタリ閉じることができます。


ビーム・ライフルとビーム・サーベルを装備しました。


ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.|ペーネロペー

オデュッセウスガンダムに外装パーツ(フィックスド・フライトユニット)を取り付けていきます。


フィックスド・フライトユニットを取り付けペーネロペーになります。


オデュッセウスガンダムもサイズが大きめでしたが、ペーネロペーになってさらに大きくボリュームある姿になります。


ペーネロペーは、アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の試作モビルスーツです。

第5世代モビルスーツ分類されます。

ペーネロペーは、ギリシャ神話に登場するオデュッセウスの妻のペネロペからとられたものです。本来フィックスド・フライトユニットのコードネームでしたが、FFユニットを装着した状態のオデュッセウスガンダムの名称として用いられています。

型式番号RX-104FFの「FF」はFixed Flight unit」の意となっています。


ROBOT魂のペーネロペーは、自立させるにはテール・スタビライザーの支えが必要です。


テール・スタビライザーの支えで自立可能ですが、股関節がゆるめで勝手に足が開きやすいです。

安定して飾るには、スタンド(台座)がおすすめです。


ペーネロペーの状態でも頭部を動かすことはできますが、ガシガシ動かすのは難しいです。


センサー部分はクリアパーツを使用しています。


ROBOT魂ペーネロペーレビュー
エアインテークが閉じた状態

胸のエアインテークは差し替えなしで、開閉ができます。


エアインテークオープン状態

ガンプラでは差し替えでの再現でした。


全身の各部にプリントされたマーキングと、ツートンのホワイト塗装でメリハリがあります。


オデュッセウスガンダムでEパックが装着されていたリアスカート内に、ペーネロペーではサブアームが隠れています。


FFユニットのテールスタビライザー下部に、2本のサブアームが搭載されています。


サブアームはEパックを掴ませて、アームを可動させることが可能です。


フライト・フォーム

アニメ化の際にデザインに組み込まれたフライト・フォームへ変形させます。

FFユニットの頭部上部分が、前方に移動して頭部は下へ収納するような感じになります。

腕や脚部も後方に動かし、飛行形態のようになります。


テール・スタビライザーは引き伸ばし、つま先と補助脚も畳み込まれます。

テール・スタビライザーは引き出すと左右に可動できるようになります。


頭部のブレード・アンテナは閉じて頭部も下に収まっています。


ペーネロペーは「フライト・フォーム」へ変形することで超音速飛行を可能にします。


ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.|フィックスド・フライトユニット

外装パーツをドッキングさせるとフィックスド・フライトユニットになります。

ROBOT魂は、パーツ差し替えなしで分離・ドッキングギミックを再現しています。


フィックスド・フライトユニットとオデュッセウスガンダム。


フィックスド・フライトユニットは大気圏内で単独飛行を可能にするオプション装備のひとつです。

フィックスド・フライトユニット単体でも飛行が可能、モビルアーマーのようにも見えます。


ROBOT魂ペーネロペーフフィックスド・フライトユニットレビュー
リアビュー

脚部の黄色いフィンは、一部動かすことができます。


ROBOT魂ペーネロペーサブアームレビュー

ペーネロペーのときにEパックを掴んでいたサブアームはスタンドユニットと脚部ユニットを接続します。


オデュッセウスガンダムにフィックスド・フライトユニットをし売備した状態がペーネロペー、設定ではもう一つのオプション「アルゴスユニット」が開発されていたとなっています。

設定どおりサイコミュまたは準サイコミュを搭載しているならより攻撃的な装備になるのでしょうか?想像が膨らみます。

劇場版「機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ」にアルゴスユニットの登場はないかもしれませんが、MSVとしてガンプラ用にプレバンから発売される可能性はあるかもしれないですね。


ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer. レビュー|アクションポーズ

ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer. 商品詳細・定価

■ROBOT魂(Ka signature)〈SIDE MS〉ペーネロペー(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.)商品詳細

・登場作品:機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ

【主な内容】
・本体(オデュッセウスガンダム)
・FF(フィックスド・フライト)ユニット
・ビーム・ライフル
・ビーム・サーベル×2
・ステージ一式

【商品サイズ】
・オデュッセウスガンダム 全高:約185㎜
・ペーネロペー     全高:約260㎜

定価 29,700円(税10%込)
発売日 2021年09月17日
対象年齢 15歳以上

ペーネロペーROBOT魂(Ka signature)機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer. レビューまとめ

ROBOT魂(Ka signature)〈SIDE MS〉ペーネロペー(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.)気になるところ
  • ペーネロペーの状態では、ほとんど可動できない
  • 股関節がゆるく自立させるのが難しい
ROBOT魂(Ka signature)〈SIDE MS〉ペーネロペー(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.)いいところ
  • ツートーンに塗装されたボディカラー
  • 胸部インテークの開閉ギミック再現されている
  • ABS素材によって造形がシャープ

ROBOT魂(Ka signature)ペーネロペー(機動戦士ガンダム閃光のハサウェイVer.)は、ガンプラにはないギミックや質感を再現していて満足度の高いフィギュアです。

ABS素材によって造形はシャープで、変形・ドッキングもアニメ基準で行えて遊びの幅が広いです。

そんなにガシガシ動かして遊ぶようなフィギュアではないかもしれませんが、ガンプラほど動かして遊ぶのに不安はないです。

とはいえ、ペーネロペーの状態ではそこまで可動させることはできないです。

あまり動かないけどボリュームある見た目のペーネロペーは、そのままでも十分といえます。