麒麟がくる第八回あらすじ・ネタバレ

2020年大河ドラマ麒麟がくる第八回「同盟のゆくえ」のあらすじ・ネタバレをお届けします。

3月1日に放送された前回の「帰蝶の願い」では、信長がどんな人物なのか手がかりを探しに、尾張までやってきました。

かんたんなあらすじ

尾張の海辺で、漁師たちに慕われる奇妙な出で立ちの織田信長(染谷将太)を目の当たりにした明智十兵衛光秀(長谷川博己)は、この男を帰朝(川口春奈)を嫁がせていいものかと葛藤する。

母・牧(石川さゆり)は美濃の国の行く末のことを一番に考えることが大事だと告げる。

光秀が自分の気持ちにこたえる気持ちがないとわかった帰朝は、光秀の口から「尾張に行って美濃にない海を見るべきだと、背中を押してほしい」と条件を付けてくる。

あらすじダイジェスト

麒麟がくるのあらすじを、簡単に知りたい。
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ここからは、ネタバレが含まれる内容になります。

麒麟がくる「同盟のゆくえ」あらすじ・ネタバレ序盤

天文十七年 1548年

十兵衛は、尾張の海辺で漁から帰ってくる信長を待っていた。

船の上に立つ男を、菊丸が「あれが信長様です」と教えてくれた。

信長は漁で獲れた魚を、担ぎながら船を降りて浜辺を歩いてきた。

周りに多くの人が集まってきていた。

信長は獲ってきたばかりの魚をさばいて、

「一切れ一文じゃ!」
「市にもっていけば高く売れるぞ!」

と言って集まってきた者たちに売っていた。

集まってきた者たちは、

「いつもありがとね」

と一文で信長のさばいた魚を買っていった。

十兵衛に気がついた信長が、

「お前は要らぬのか?」

とたずねてきた。

十兵衛は戸惑いながら、左手を挙げて私は要らぬという仕草をした。

信長は、預けておいた刀と脇差しを漁師の男から受け取ると、その場から去っていった。

「織田信長…奇妙な男じゃ…」

明智荘では

明智荘では、帰蝶と駒が会話をしていた。

帰蝶は幼いころよう泣いたと、幼いころのことを話していた。

「帰蝶様が?」

駒は意外な顔をして、話を聞いていた。

帰蝶が六つか七つのころ母上から、おいしい栗の蜜漬けの栗を2つもらった。

母上に1つは、お前がお食べもう一つはお前のお気に入りの者におやりと言われ、仲の良かった十兵衛にあげようと思って手文庫に入れておいた。

ところが、それを見つけた兄上(高政)がペロリと食べてしまい、声を上げて泣いた。

さらに、次の日に城に来た十兵衛にそのことを言おうとして、また泣いて

「来るのが遅い」

と泣きながら十兵衛を叱ったというはなしだった。

帰蝶は、そのときの困った十兵衛の顔を、今でも覚えておると懐かしそうに話していた。

その話を聞いた駒は、

「今でも十兵衛様をお好きでございましょう?」

そういわれて帰蝶は駒に、

「そなたはどうじゃ?」

と聞いてきた。

小駒は微笑みながらうなずいた。

尾張から帰ってきた十兵衛

十兵衛は尾張で、織田信長をみて帰ってきた。

しかし、館に戻らず稲刈りの済んだ田んぼのかたわらに、座って考えていた。

そこに母・牧がやってきた。

「十兵衛、何を迷うておるのじゃ?」

十兵衛は帰蝶のお相手、信長のことを母に話した。

その奇妙な男に、嫁がせていいのか?

しかし、国のことを思うと、どうすればいいのか考えていたのだった。

母は十兵衛に父上のなくなった時のことを話す。

そして、

「大事なのはこの国ぞ」

と言われた十兵衛は、考えながら遠くを見ていた。

麒麟がくる第八回あらすじ・ネタバレ中盤

十兵衛は、尾張でのことを報告するするために、帰蝶のいる部屋にやってきた。

尾張はよいところかと聞かれ。

海が美しきところだったと伝える。

「海か…」

「美濃には海がない」

「行って見てみるか」

そして、帰蝶は十兵衛の口から聞きたいと。

「行って見るべしと」

十兵衛は

「行かれるがよろしいかと」

「申したな」

「この帰蝶に」

「尾張へ…お行きになされませ!」

帰蝶は、十兵衛が申すなら是非もなかろうと。

帰蝶は、お供と稲葉山城へと帰っていった。

利政は喜ぶが高政や国衆たちは

あくる日、十兵衛と光安は稲葉山城で、斎藤利政に帰蝶のことを報告していた。

帰蝶が嫁に行くとこを知って、

「でかした十兵衛!」

と利政は喜んでいる。

利政は、信長がうつけ者とは本当かと気にしていた。

十兵衛は、風変りな若殿だったがうつけかどうかは、判然といたしませんでしたと答える。

利政はどうあれ、帰蝶が尾張に行くことで、織田との仲が強固になり海に近づいたことを喜んでいた。

しかし、十兵衛は冴えない表情をしていた。

十兵衛は利政に報告して、城の中を歩いていると武士が4人やってきた。

利政の嫡男・高政がよこしたのだった。

高政のもとに行くと、高政と国衆たちが十兵衛をにらみつけてきた。

高政は、帰蝶が明智荘から稲葉山へ戻るのを、何故引きとめなかったのかと聞いてきた。

十兵衛は何も答えなかった。

「裏切ったな」

織田家との和議を、反対したいた高政や国衆たちは強い怒りを持っていた。

ついて来いと言われ、十兵衛は土岐頼芸の館へと連れていかれる。

鷹狩りを終えて、館に戻ってきた土岐頼芸は、わしの顔をおぼえておるか?と聞いてきた。

十兵衛は

「恐れながら」

と答える。

土岐頼芸は幼き頃に、父・光綱に連れられて2~3歳のころの十兵衛に会っていると。

十兵衛は2~3歳の頃は、どなたの顔も覚えていないと答える。

頼芸はそれもそうかと納得する。

さらに鷹狩りをするのかと聞かれて、叔父・光安に連れられて参ると答えると、頼芸は高政や国衆たちに、光安が好きなものはいるか?と。

好きな者は一人もいなかった。

頼芸をはじめみな斎藤利政に、こびへつらう光安が好きではないのだった。

しかし、十兵衛は亡き父に似て、土岐源氏につながることを誇りする武士だと高政から聞いていると。

十兵衛は「恐れ多いことでございます」と答える。

頼芸は、なのになぜ高政たちの意に反して、帰蝶を稲葉山に戻したのかと。

織田と和議を結べば、信秀の大敵今川義元と戦うはめになるのに、利政が勝手に決めていいのか?と。

「わしは利政の横暴を許さぬ!」

頼芸たちは織田との和議を、潰したいと考えていたのだ。

十兵衛に帰蝶を城から連れ出し、嫁入りを拒めと高政が強く言ってきた。

そこで十兵衛は、頼芸に尾張の熱田と港のことを語る。

大きな市のこと、珍しき品々があふれ皆が買っていくこと、たくさんの船がくる港では諸国の産物が降ろされ、それが市でさばかれ尾張はたいへん豊かな国だと説明する。

そんな豊な国と戦をするより、手を結び港に自由に出入りし、美濃の産物を他国に運び豊かになれるなら、一滴の血も流さずできるなら、それはそれでよいのではと。

今川義元も同じように、尾張を手にしたいが攻めることができていない、しかし和議を結べば戦もすることなく手に入れることができるかもしれないと。

だから、この機を逃すのは愚かだではないかと説得するが、高政は

「たわごとじゃ!」

と怒りをあらわにする。

美濃は土岐家のお館様が治めている。

一家臣の織田信秀ではなく、本来なら尾張の守護代斯波家を相手に和議を行うべきだった。

そんな和議はばかげているから、潰すしかないと高政は言うが。

頼芸に「それを、そなたの父親がやろうとしておる」

と言われて、高政は言葉に詰まってしまう。

そのうえ、頼芸は鷹狩りで疲れたからと、話の途中で立ち去って行ってしまった。

高政と二人きりになった十兵衛は、今回のことをすまないと思っていると謝るが、高政は「帰れ!」と聞く耳を持たなかった。

その夜、高政は

高政は、母・深芳野の所にきていた。

頼芸のところであったことを話していた。

高政は国衆たちに尾張の和議が、どれほど道を外れたものかをはっきりさせようとしたが、頼芸は話を聞き流し席を外され恥をかかされたと思っていた。

そして、父・利政が本当の父ではなく、頼芸が本当の父親ではないかと深芳野に聞くが、そう思いたいならそう思うがよいと。

ただ、それを盾に殿・利政に立ち向かうのはよしなされと念を押される。

麒麟がくる第八回あらすじ・ネタバレ終盤

十兵衛が明智の館に戻ると、駒が明日京へ帰るので伝吾や村の者たちによって宴が開かれていた。

駒は扇を使った舞を披露していた。

宴が終わり、1人たたずむ駒のところに十兵衛がやってきた。

駒は十兵衛に気がつき、母・牧からはなむけにもらった扇のお礼をする。

明智家の御紋が入ったものだ。

御紋の模様は桔梗で、これは十兵衛の父の形見の一つだった。

形見の一つと知った駒は、

「一生の宝といたします」

そこに、藤田伝吾と子どもたちが、お手玉をいま一度見たいとやってきた。

十兵衛の本当の気持ちは

翌朝、駒は京へと出発する。

十兵衛が付き添ってくるが、駒は

「もうここまでで十分です」

「あとは一人で行けます」

十兵衛は、

「向こうの峠道までいこう」

と言いながら歩きだす。

駒は、別れがつらくなるからここまででいいと思って、

「あまり長く送っていただくと、胸が痛みます…」

といいました。

十兵衛は、「峠までじゃ」

と言って歩ていた。

峠道につくと、駒は十兵衛に本当は帰蝶様をこうやって見送りたかったのではないのか?聞いた。

十兵衛は、下を向きながら、

「そうやもしれぬ」

とこたえました。

駒はその答えを聞いて、何度か自分に納得させるようにうなずいた。

そして、「十兵衛にここでお別れいたします」と言い残し歩き出した。

帰蝶、尾張に嫁ぐ

天文十八年 二月 1549年

帰朝は、織田信長に嫁いでいきました。

そのころ、駿河の今川義元の館では、岡崎城主・松平広忠ひろただ(竹千代の父)が、今川義元のところに参上していた。

尾張の織田信秀と美濃の斎藤利政が手を握ったことを話していた。

三河を守る広忠は、岡崎に帰りゆゆしき事態に備えると話していた。

しかし、今川義元の横にいる大原雪斎は備えよりも今が攻め時だと言い出した。

雪斎は尾張への攻め時は、今だと考えていた。

広忠の三河は織田との戦で、田畑を奪われ城もいくつか奪われていた。

嫡子・竹千代も人質として尾張に留め置かれ、広忠は口惜しい思いをしていた。

今川義元が、

「わしを手を貸す」

「松平家の汚辱をはらすの今ぞ!」

と広忠に強く言った。

織田との戦が始まろうとしていた。

信長はどこに

帰蝶は尾張・那古野城に到着した。

帰蝶が1人部屋で待っていると、周りでは若侍が慌てて信長を探していた。

どうやら信長の姿がいないようだった。

帰蝶のところに、平手政秀がやってきて若殿・信長の所在が不明で、一生の不覚お許しくださいませと言ってきた。

「信長様は…今日という日を、ご失念あそばせたか」

と帰朝がたずねる。

「さようなはずはござりませぬ」

「いま少し、お待ちくださりませ!」

政英は、信長を探しにあわてて飛び出していった。

⇒第九回「信長の失敗」へつづく

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