
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の放送が1月19日(日)にはじまりました。
ここでは、第1回「光秀、西へ」のあらすじ・ネタバレとなっています。
まずは、簡単なあらすじからです。
鉄砲とは何か…探る旅へ
領地を荒らす野党を撃退した祭、明智光秀(長谷川博己)は、その頭領が持っていた「鉄砲」という見たことない武器に興味を持つ。
美濃守護代・斎藤氏の名跡を継ぐ斎藤道三(本木雅弘)に掛け合い、鉄砲がどういうものか探るたびに出る。
堺ではひょんなことから三好長慶の家臣・松永久秀(吉田鋼太郎)に気に入られる。
次に向かった京では、名医と名高い望月東庵(堺正章)と出会うが、大のばくち好きで、本当の名医なのかヤブ医者なのかわからない。
そんな中、大名同士の抗争がはじまり、町は大火事になる。
この先はネタバレとなります。
麒麟がくる「光秀、西へ」あらすじ ネタバレ
1547年室町時代末期、明智光秀はまだ十兵衛のころから始まります。
京では権力闘争によって乱れていた。
京から40里離れた「美濃の国」にも戦乱の波が押し寄せてきていた。
はじまりのシーン
京から40里離れた「美濃の国」にも戦乱の波が押し寄せてきていた。
米の収穫時期の「明智荘」稲穂を触りながら歩く、明智十兵衛光秀の姿がある。
そこに馬に乗った野党15騎が攻めてくる。
野党たちは収穫された米が目的だ。
十兵衛たちは地の利はこちらにあると準備をする。
田畑で馬に乗る野党たちと弓矢や刀で優勢に戦う、しかし野党の頭が馬上から鉄砲を放ち与八の肩に命中する。
そして、野党は去っていく。
何で攻撃されたのかわからない十兵衛は驚く、そこに野党にとらわれ身売りされかけていた菊丸(岡村隆史)が連れてこられる。
十兵衛は菊丸の縄を解いてやり、野党が使っていた武器が鉄砲だと知る。
十兵衛は明智城に向かい叔父で城主・明智光安(西村まさひ彦)に殿・斉藤利政(のちの道三)(本木雅弘)に直談判したいと訴える。
しかし、出過ぎた真似はするなと一蹴されてしまう。
稲葉城へ直談判
直談判を諦められない十兵衛は、偶然にお目にかかろうと稲葉城へとやってくる。
そこで、偶然に幼いころからの学友、斎藤高政(のちの義龍)(伊藤英明)と会うことができ、城へ入り斉藤利政(本木雅弘)に会うことができる。
十兵衛は野党が鉄砲を使ったこと、自分は美濃の国以外のことを知らない、様々なことを知り民を守るためにも旅をさせてほしいと願い出る。
しかし、旅に行かせて「何の徳がある?」と納得してくれない、利政に堺で手鉄砲を買ってくることと、病気の正室・小見の方(十兵衛の叔母)のために京から名医を連れてくると提案し、旅の許しをもらう。
明智十兵衛光秀旅に出る
明智城で母の牧(石川さゆり)に旅に出ることを報告し許しをもらう。
旅の支度をして馬で美濃の国を出発する。
旅の途中、「刀鍛冶の宗次郎」のことを聞く、道中では身売りされる人々や虐げられた人々を見る。
十兵衛は堺に到着する。美濃とは違い活気にあふれている。
旅の途中で聞いた刀鍛冶・宗次郎の「辻屋」を探し着くと、将軍家奉公衆・三淵藤英(谷原章介)が鉄砲を買い付けに来ていた。
そこに、宗次郎(大塚明夫)が鉄砲をもってきた三淵は鉄砲を受けとり試し打ちをしに向かう。
十兵衛も同行させてもらう、試し打ちをした三淵は
「弓ならすぐに次の矢を射ることができる」と鉄砲はすぐに撃つことができないから、戦に不向きだと鉄砲を否定的に考えていた。
十兵衛が美濃の国から鉄砲を買うために来たと伝えてくれるが、店主の宗次郎はふたつきみつきはかかると言われる。
そこに、三好家重臣・松永久秀(吉田鋼太郎)が現れる。
美濃の国が好きだという松永久秀は十兵衛のために、宗次郎が己のために所持している鉄砲を吐き出させてやるという。
そのあと、十兵衛は飯をかねて晩酌することに、話が盛り上がり十兵衛は飲み過ぎて、酔いつぶれてしまう。
翌朝、目を覚ますと懐に入れていたお金がなくなっていて、十兵衛は焦るがなんと枕元には鉄砲が置かれてあった。
鉄砲が手に入り、飛び跳ね
「鉄砲だ!」
と大喜びする。
京へ
鉄砲を手に入れた十兵衛は、名医を探すために京都へとやってくる。
京は荒れて、貧しい人々が溢れていた。
ある僧侶に、望月藤庵という名医がいると聞き訪ねていく、助手の駒(門脇麦)が出てきて合うことができるが、
「美濃の国にはいかん」と断れてしまう。
過去に大名に呼ばれて、病人のかわりに犬を診てくれと言われた過去があり、お公家や大名に脈をとるのをやめた決めていたのだ。
十兵衛はいつかの父の言葉を思い出す
「大事なのは一つ、ただ一つ誇りを失わぬことだ」
東庵の気持ちが府におちた十兵衛は立ち去ろうとする。
外で
「逃げろー!逃げろー!火事だー!」
外に出ると火事がおこり、すぐそこまで火が迫っている。
盗賊が火をつけて回っていて、さらに火が広がる。
その中、酒屋の子どもが火の中に取り残されてしまう、十兵衛は子どもの父親とともに燃え盛る家の中に助けに入る。
なんとか、子どもを抱えて十兵衛は燃える家から出てくる。
どこにも麒麟はいない
子どもの無事がわかり、助手の駒は十兵衛に私も3才のときに、火事に巻き込まれ親は焼け死に自分だけはあるお武家様の「大きな手に」助けられたと。
その恩人がこう言って慰めてくれました。
「いつか戦が終わる」
「戦のない世の中になる。そういう世をつくれる人がキット出てくる」
「その人はみりんを連れてくるんだ」
「麒麟というのは、穏やかな国にやってくる。不思議な生き物だよ」
「それを呼べる人が、必ず現れる」
しかし、十兵衛は旅をして
「どこにも麒麟はいない」と誰かが何かを変えなければ
「美濃にも京にも…キリンはこない」
ということが分かったと思いを語ります。
そこに東庵がやってきて、家も焼けてなおすための金もない
「いっそ美濃にでも行くかと…」
十兵衛は医者と助手の駒を連れて、美濃へと帰ります。
そのころ
尾張の織田信秀(高橋克典)が大軍を率いて、隣国の美濃に攻め込む構えを見せる。
美濃の稲葉城では斎藤利政が、戦のために兵を集めていた。
そこに、娘の帰蝶(川奈春奈)がお陣に加わりたいとやってるが、
「嫁に出した娘に火星を頼むほど落ちぶれてはおらぬわ」
と立ち去る。
第二回「道三の罠」へつづく
麒麟がくる第1回「光秀、西へ」の感想