東京オリンピック競技新種目

2020年に開催される東京オリンピック、世界中のトップアスリートが集まる祭典です。

オリンピックでは、新種目が採用されることがあるのですが、東京オリンピックでも新たに採用された新種目があります。

ここでは、新たに採用された新種目のみどころ、注目したい競技について解説していきます。

東京オリンピックの新競技・種目

東京オリンピックで実施される競技・新種目は、33競技・339種目、選手の数は最大11,090人となります。

新たに採用された新競技・新種目は以下の4種類です。

  • 空手
  • スポ―ツクライミング
  • サーフィン
  • スケートボード

それでは各新競技・新種目の特徴や見どころはどんなところなのでしょうか?

空手

空手は琉球王国であった沖縄が発祥の格闘技です。

空手は日本発祥ということもあり、メダルへの期待も高い競技です。

東京五輪では男女ともに「形(かた)」と「組手(くみて)」の2種目が実施されます。

「形」は仮想した敵に攻撃と防御の技を組み合わせ演武を行います。突き・蹴りの力強さやスピード、リズム、バランスといった項目を審判員によって採点されます。

「組手」は8m四方の競技場で1対1の戦いによって勝負します。決められた部位に「突き」「蹴り」「打ち」といった技を繰り出すことでポイントとなります。

「有効」「技あり」「一本」と種類があり競技が終了した時点でポイントが多い選手が勝者となります。

日本発祥の格闘技だけど、海外でも競技人口が多く人気の競技、上位は欧州の選手が独占していて、日本人選手がどこまで食い込めるのかといったところです。

スポーツクライミング

スポーツクライミングは人工的に作った壁を、己の身体のみで登るスポーツです。

人工的に作った壁には「ホールド」と呼ばれるカラフルな突起物があり、天然の岩場で行うロッククライミングより競技性、スポーツ的要素を重点に置いています。

スポーツクライミングの種目は3種類が行われます。

15mの壁を2人の選手が同時に登り速さを競う「スピード」制限時間内にいくつ登れるかを競い合う「ボルタリング」制限時間6分以内に高さ15m以上の壁をどこまで登れるかを競う「リード」とそれぞれ特徴的な種目です。

早さを競い合う「スピード」は、どちらが早いかが見ている方もわかりやすくて観戦が白熱しそうですね。

サーフィン

サーフィンはサーフボードを使って波に乗ってテクニックを競います。古代ポリネシア人によって始められたハワイで育ったスポーツです。

サーフボードのサイズが長さ9フィート(約274㎝)以上のロングと長さ6フィート(183㎝)前後のショートボードがあり、東京オリンピックのサーフィンではショートボードで行われます。

ロングはサーフボードの上を歩くテクニックが中心、ショートボードは細かいターンがしやすく縦の動きがあり三次元のダイナミックな技が繰り出される。

波を乗りこなすテクニック、難易度の高い創造的な技といったところが採点され、時間内に10本前後のライディングを行い、ポイントの高い2本の合計によって勝敗が決まります。

会場は千葉県の釣ヶ埼海岸サーフィンビーチで行われます。

自然の海ど行われるから、波や風の方向といった自然の中でいい波をつかめるかといった運も味方につけないといけないですね。

スケートボード

スケートボード(前後に車輪がついた板)に乗り、トリックの難易度や高さ、スピードを採点する競技です。

起源は1940年代にアメリカ西海岸で、木の板に車輪をつけて滑っていた遊びが始まりとされています。

トリックにはシャンプ、空中動作、回転と様々あります。

東京オリンピックでは階段や手すり、壁や坂道といった街にあるものを模したコースで技を披露する「ストリート」大きな皿やお椀を組み合わせたような複雑なコースで技を繰り出す「パーク」の2種目が行われます。

自転車競技BMXも行われる有明アーバンスポーツパークが会場となっています。

トリックは難易度、スピードといった要素はもちろん独創性も加味されるので、「うお!すげー」「カッコイイ」と感じさせるトリックが数値化されて採点されるわけです。

東京オリンピック新競技・種目で注目したい競技は?

2020東京オリンピックで正式種目となった競技、それぞれどんなところがみどころなのでしょうか。

そこで新競技の「空手」「スポーツクライミング」「サーフィン」「スケートボード」の注目したいところを調べてみました。

東京五輪 空手の注目したいところ

空手の種目には、「組手」と「形」があります。

「組手」は突きや蹴りを駆使してポイントを取り合います。

東京オリンピックの組手ルールは寸止めが採用されているので、フルコンタクト空手や空手のK-1のような格闘技ではなく武道となります。

寸止めとはいえスピード感ある蹴りや突きといった技の攻防が勝負を決めます。
体重別で行われる空手は、どうしても手足が長いヨーロッパの選手が有利となってしまします。その中で日本の選手がどのようにポイントをとるのか注目したいところです。

もう一つの種目「形」は、仮想の敵に対して攻防の技術を演武します。

身体の使い方や技の正確さ、技から技へ変化するスピードが採点のポイントとなります。

形を極めた選手の演武は美的なものを感じるほどです。

空手を見るうえで知っておきたいこととして、空手着も観戦時にチェックしたいところです。

組手と形では、空手着の厚さが違います。

組手の空手着は動きやすさを重視した軽くて薄タイプ、形用は見栄えがよく衣擦れの音が出る帆布(ハンプ)を利用した生地が堅いタイプです。

その違いも実際にどう違うのか、観戦するとき気にしてみましょう。

東京五輪 スポーツクライミングの注目したいところ

東京オリンピックのスポーツクライミングでは、「リード」「ボルタリング」「スピード」の3種目です。

その中でもボルタリングを注目したいです。

ボルタリングは高さ5メートルの壁を制限時間内に何回登れるかを競います。

制限時間内なら何度でも挑戦することができ、課題と呼ばれるルートをクリアする必要があります。また登るときにつかまるホールドにはボーナスがつくものが4つ設定されていて、そのホールドを保持することでスコアが高くなります。

なのでいかに早く完登するかと、ボーナスのつくホールドをトライするといった作戦も重要になってきます。

ポイントが並んだ場合は、ボーナス数、ボーナスに要したトライ数が影響してくるので接戦時はボーナスのホールドをトライするのかが勝敗を分けることになります。

東京五輪 サーフィンの注目したいところ

サーフィンは自然を相手に戦う競技なので、波の状態、風の強さ向きといった要素をよんで味方にすることが必要です。

東京オリンピックでは4メンフィートという4人づつで競技することになり、1つの波に対してライディングできるのは1選手のみとなっていて、いい波に乗るために「優先権」をかけた駆け引きがあります。

波の上での技のダイナミックさと経験や勘による駆け引きが勝利のポイントとなってきます。

日本サーフィン連盟(NSA)によって選ばれた強化指定選手として2018年度は81名が選出され、東京五輪に向けて育成・強化を図られています。

その中で 、2人のアメリカ生まれの選手に注目したいです。

その一人が五十嵐 カノア 1997年10月1日アメリカカリフォルニア生まれ、両親は日本人プロサーファーとしてアメリカに移住、3歳からサーフィンを始めて12歳でアマチュア全米王者となっています。

もう一人が女子の前田マヒナ 1998年2月15日ハワイ州生まれ、サーフィンのために移住した両親の影響で4歳からサーフィンを始めて、16歳で2014年世界ジュニア選手権U-16にて優勝、2018年の世界サーフィン選手権の予選サーキット(WQS)にて優勝、同年の10月の国内最大WQSでも3位と女子代表選手候補として存在感が高いです。

ちなみに二人とも名前はハワイの言葉となっていて「カノア」は自由、「マヒナ」は月を意味するそうです。

ハワイの言葉の名まえというところから、サーファーらしいですね。東京オリンピックでも素晴らしい波乗りを見せてほしいものです。

東京五輪 スケートボードの注目したいところ

スケートボードで注目したいのはやはり平野歩夢選手です。
冬のオリンピックスノーボードハーフパイプで2大会連続準優勝を飾っていて幼少期からスノーボードとともにスケートボードにも取り組んで取り組んでいることは有名です。

スノーボードを経験しているから体幹がしっかりしていて、着地のときも軸がぶれないので、スピードがつき結果的に高いエアにつながります。

そして、平野選手のライバル、アメリカのショーン・ホワイトもスノーボーダー兼スケートボーダーとして有名です。

ショーン・ホワイト選手は東京オリンピックのに出場して、冬と夏のオリンピックでの金メダル獲得目指しています。

そんな2人が代表に選ばれて、東京オリンピックの表彰台を争うのは注目したいところです。